ジャンル別に特化したお教室が多い中、当学院は 「三味線」という楽器を深く掘り下げて勉強するお稽古場 です。
曲から入ることはいたしません。楽器を知る手ほどき期間があり、通常2か月目あたりから手(型)や易しいメロディを弾いて頂きます。
千藤流の三味線
小道具に頼らず、一点でバランスを取る構えを覚えて頂きます。身体に負担がかからず見た目に美しい「板に付いた」構え方に矯正します。構えを見れば技量が解るほどに大切な部分でもあります。
ジャンル、流派の違いが最も顕著に現れるのが撥の当て方です。どのような曲調・どのような音を目指すのかにより撥の当て方は大きく変わってきます。
もし貴方に理想の音色があり、其れと異なるベクトルの奏法を他所で身に着けた場合、矯正するのは困難を極めます。始めてみたい三味線の種類、御師匠様を時間をかけて見つける事をお勧めします。
良い音色を出すための糸の伸ばし方と、長時間音程が狂わない糸の扱い方をご指導します。
演奏以前の糸の状態が良くなければ冴えた音色を出すことは出来ません。絹糸の特徴を良く知り訓練すれば「チューニングの不安定な楽器」ではなくなります。
これにより演奏技術以前のハンディがなくなります。
所謂ドレミの音階は使いません。「いろは」を知らずに文章を書く事が難しいことと同様に、数万の曲も音階に分ければ数種類です。回り道のようでいて実は最短の勉強方法であると言えます。
文化譜を使用します。唄譜の読み方も身に付きます。音階を覚えれば、知らない曲でも初見でメロディがわかるようになります。
五線譜と違い強弱や演奏記号が無い場合が多いのですが、手(型あるいはフレーズ)毎に勉強すれば自然と演奏方法が解ってきます。
いちばん大事。筆記審査もあります。
よく陥ってしまうのが、何度も同じ曲を練習することにより”曲には慣れるが肝心の三味線の基礎的な技術があまり上達していない”という事です。基礎技術を上げればどの曲も底上げされ効率よく上達ですることでしょう。
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